「新NISAを始めたいけど、何から手をつけていいかわからない」
「投資って怖いイメージがあるけど、本当に大丈夫?」
「貯金だけでは増えないと言われるけど、何を選べばいい?」
そんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた方へ。
結論から言います。
新NISAは「投資の利益にかかる税金がゼロになる制度」です。正しく使えば、将来のお金の不安を減らす強い味方になります。
ただし、いきなり始めるのではなく「家計を整える」が先。その上で、しばらく使わないお金をコツコツ投資に回す。これが現実的な順番です。
自分自身、リベ大の動画をきっかけに、それまで掛けていた学資保険を解約し、SBI証券で新NISAを始めました。
選んだのは
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
特別な分析はしていません。リベ大で紹介されていた銘柄を、自分なりに理解して、納得して取り入れただけです。
この記事では、新NISAをこれから始める方に向けて、以下の内容をまとめました。
- 新NISAとは(仕組み・メリット・デメリット)
- 学資保険を解約して新NISAに乗り換えた実体験
- 自分が選んだ「SBI証券+eMAXIS Slim」の理由
- 始める前・始めた後に気をつけたいポイント
過度な期待ではなく、現実的な視点で新NISAを検討する方の参考になれば嬉しいです。
新NISAとは
新NISAは、2024年から始まった「少額投資非課税制度」の新しい仕組みです。難しく聞こえますが、ざっくり言うと「投資の利益にかかる税金が0円になる制度」です。
通常の投資と新NISAの違い
普通の投資で10万円の利益が出た場合、約20%(2万円)が税金として引かれ、手元に残るのは約8万円です。
新NISAで10万円の利益が出た場合、税金は0円。10万円がそのまま手元に残ります。
「税金ゼロ」が新NISAの最大のメリットです。
新NISAの主なルール
- 年間で投資できる金額:最大360万円
- 生涯で投資できる金額:最大1,800万円
- 非課税の期間:無期限
- つみたて投資枠(年120万円まで):投資信託を毎月コツコツ積立てるための枠
- 成長投資枠(年240万円まで):投資信託や個別株を自由に買える枠
初心者は、つみたて投資枠から始めるのがおすすめです。
新NISAは、政府が「将来の資産形成のために国民に投資をしてほしい」という意図で作った制度です。利用は完全に任意ですが、利益が非課税になるのは間違いなく大きなメリットです。
新NISAのメリット・デメリット
どんな制度にも良い面と気になる面があります。新NISAを始める前に知っておきたい両面を整理します。
メリット
1. 利益にかかる税金が0円
通常なら約20%引かれる税金が、新NISAなら非課税。長期で運用するほど、この差は大きく効いてきます。
2. いつでも引き出せる
iDeCoは60歳まで引き出せませんが、新NISAはいつでも売却可能。急な出費にも対応できます。
3. 少額から始められる
SBI証券などのネット証券なら、100円から始められます。「いきなり大金を投資する」必要はありません。
4. 長期で複利の力が活きる
株式市場は長期で見ると右肩上がりの傾向。コツコツ積み立てるだけで、複利の効果が積み重なっていきます。
デメリット
1. 元本割れリスクがある
投資なので、相場が下がれば資産も減ります。「絶対に増える」とは限らないことは、まず受け入れる必要があります。
2. 短期で大きく増えるわけではない
1年で資産が倍になる、という制度ではありません。10年、20年といった長期目線で持つことが大切です。
3. 為替リスクがある(外国株式インデックスの場合)
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)や S&P500 は外貨建て。円高になると、円換算の資産価値が下がる可能性があります。
最後に、これだけは絶対に覚えてほしいことがあります。
新NISAはメリットが大きい制度ですが、「投資にはリスクがある」という前提を必ず忘れないでください。
もし始めるなら、時間を味方につけて長期でホールド。短期で売り買いするものではなく、10年、20年とコツコツ積み立て続けることで、新NISAの本当の力が見えてきます。
学資保険を解約して新NISAに乗り換えた話
自分は子どもの将来の教育費に備えて、学資保険に加入していました。「教育費は学資保険で用意する」。なんとなく周りもそうしていたし、自分も疑問なく続けていました。
きっかけは、リベ大の動画
両学長の YouTube「リベ大」を見ていたとき、こんな解説に出会いました。
- 「学資保険は保険業界で『ドアノック商品』と呼ばれている」
- 「新規顧客を獲得するための入口商品にすぎない」
- 「保険・貯蓄・投資のどの目的でも中途半端で、おすすめできない」
さらに「投資としては利回りが低い」「保険としては保障が限定的」「結果的に、保険会社に手数料を払うだけで終わる商品」という指摘もありました。
実は、それまでも色々と耳にしていたので、特に疑うこともなく、素直に「そうだったのか」と納得。自分の学資保険を細かく見直すこともなく、解約を決めました。
詳しい解説は、リベ大の記事も参考になります。

迷いなく解約を決めた
「途中で解約すると元本割れする」「これまでに払った分が無駄になるのでは」。こういう不安を感じる人もいると思います。
でも自分の場合は、迷いがありませんでした。「このまま続けても、得るものは少ない」「今、損切りした方が、長期的にはプラスになる」、そう納得して解約を決めました。
新NISAに乗り換えた
解約して戻ってきたお金は、新NISAに回しました。選んだのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)と S&P500。
どちらもリベ大で「初心者の長期投資にはこの2つ」と紹介されていた銘柄です。「信頼できる発信者が勧めているものを、そのまま取り入れた」というのが正直なところです。
振り返って思うこと
学資保険を解約したことに、後悔はありません。自分のお金を「自分でコントロールできる」状態になったことが、何より大きい。
「保険会社に運用を任せる」状態から「自分で資産形成を選んでいる」状態への転換でした。
もし、教育費を学資保険で準備している方がいたら、一度「本当にそれがベストなのか」を見直してみてほしいです。
自分が選んだのは「SBI証券 + eMAXIS Slim」
自分が新NISAで使っているのは SBI証券で、銘柄は eMAXIS Slim オルカン と S&P500 です。この組み合わせを選んだ理由を、正直に書きます。
なぜ SBI証券を選んだか
「ネット証券で新NISA を始めるなら、SBI証券か楽天証券」。リベ大でもこの2つが定番として紹介されていました。
自分が SBI証券を選んだ理由は、住信SBIネット銀行との組み合わせの良さです。
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させると
- 「ハイブリッド預金」の残高が、自動でSBI証券の買付余力に反映
- 「振込」ではなく「自動連携」なので
- 振込手数料を気にせず、スムーズにお金を動かせる
銀行と証券を、ひとつのグループでまとめられる。この使い勝手の良さが決め手でした。
なぜ eMAXIS Slim を選んだか
現在、新NISAで長期投資をするなら eMAXIS Slim シリーズが最適解と言われています。リベ大でも繰り返し紹介されている銘柄です。
eMAXIS Slim シリーズの特徴
- 運用コスト(信託報酬)が業界最安水準
- 長期積立向きの設計
- 三菱UFJアセットマネジメントが運用する信頼性
オルカンとS&P500の違い
自分は両方を買っています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
「世界中の株式」に投資する銘柄。ただし実際は約60%がアメリカ株なので、「世界に分散」というより「アメリカ中心に世界も含む」が正確です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの主要500社に投資する銘柄です。
両方を持つことに、本質的に大きな意味はないかもしれません。正直に言えば、自分は雰囲気で両方買いました。
どっちを選んでも、コツコツ買い続ければ大きな差は出にくいというのが、自分の正直な感覚です。
自分で理解した上で取り入れた選択
自分は深く銘柄分析をしたわけではありません。でも「リベ大の言うことを盲信した」のとも違います。
リベ大が解説する内容
- なぜ低コストの投信を選ぶべきか
- なぜ長期積立が有利か
- なぜインデックス投資が初心者に向いているか
これらを動画で繰り返し聞いて、自分なりに納得しました。「学長が伝えていることは、自分にとっても正解だ」と理解した上で、その銘柄を選びました。
信頼できる発信者の話を、自分で理解して受け入れる。これが、初心者にとって最も現実的なやり方だと、自分は感じています。
気をつけたいポイント
新NISAを始める前、そして始めた後に気をつけてほしいポイントを整理します。
ポイント1:投資する前に「家計を整える」
自分が一番大事だと思っているのが、これです。「投資をしたら家計が楽になる」というのは違います。
先に家計を整えて、毎月の収支を把握する。固定費を見直して、無駄を減らす。そこで初めて「投資に回せるお金」が見えてきます。
順番が逆になると、投資のために生活が苦しくなる。本末転倒です。
ポイント2:しばらく使わないお金だけを投資に回す
投資に回すお金は「当面使う予定のないお金」だけ。10年以上動かさなくても困らないお金、というイメージです。
近いうちに使う予定のあるお金(教育費・車・家電など)は、現金で残しておく。これがあるからこそ、相場が下がっても焦らずに済みます。
ポイント3:インデックス投資は「淡々と続ける」が正解
実は、自分は現在 新NISAに追加投資をしていません。家電・エコキュート・車など、近い将来に大きな出費が予想される時期だからです。
正直に言うと、これは良くない方法です。
本来は、投資資金も含めて予算に組み込んでおき、淡々と継続するのがインデックス投資の正解。「相場の状況や家計の事情で、投資を止めたり再開したり」、これは長期投資のメリットを自ら手放す行為です。
これから始める方には、自分の失敗を踏まえて「最初から投資資金を予算に組み込み、淡々と継続する」ことをおすすめします。
ポイント4:相場が下がっても、絶対に売らない
これは、この記事で一番伝えたいポイントです。
長期投資の最大の敵は「相場が下がったときに、慌てて売ってしまうこと」。
市場は何度も下がります。過去100年で、S&P500は30%以上の暴落を8回経験しています。例えばリーマンショック(2008年)、コロナショック(2020年)など。
でも、長期で見ればすべて回復し、そのたびに過去最高値を更新してきました。
「下がっても、長く持てば回復する」、これが、100年間の歴史が示している事実です。
下がっているときこそ「安く買えるチャンス」。売らずにコツコツ買い続けることが、成功への一番の近道です。
繰り返します。
相場が下がっても、絶対に売らない。コツコツ買い続けて、長く持つ。
このシンプルな姿勢を貫けるかどうかで、新NISAの結果は大きく変わります。
最後に、大切なことを付け加えておきます。
過去100年は長期で右肩上がりでした。でも、これからの未来も同じになる保証はありません。「過去がそうだったから、未来もそうなる」とは限らないのです。
新NISAを始めるかどうか、続けるかどうか、最終的な判断は、あなた自身でしてください。
少しでも参考になれば嬉しいですが、最後はご自身のペースで、無理のない選択をしてくださいね。
まとめ
この記事では、新NISAについて自分の体験をベースに書いてきました。最後に、要点を整理します。
この記事のポイント
- 新NISAは「投資の利益にかかる税金がゼロになる制度」
- 年間最大360万円・生涯1,800万円まで非課税で投資できる
- 自分は学資保険を解約して、新NISAに乗り換えた
- 選んだのは「SBI証券」
- 銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2本
- 投資する前に、まず家計を整えることが大切
- 始めたら、相場が下がっても淡々と続ける
始めることをおすすめしたい人
- 将来のお金の不安を、少しでも減らしたい人
- コツコツ続けるのが得意な人
- 家計に余裕があり、しばらく使わないお金を活かしたい人
自分が新NISAを始めて感じたのは「投資のことを学んでも、家計が整ってないと意味がない」ということでした。
大事な順番は
- 家計を整える
- しばらく使わないお金を確保する
- その上で、新NISAでコツコツ投資する
この順番を守れば、新NISAは将来のあなたを支える、強い味方になります。
最後はご自身のペースで、無理のない範囲で、ゆっくり始めてみてください。


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