暑い時期になると問い合わせが増えるのがエアコンの不具合
そこでやっとの思いでエアコン関連の部品を交換を済ませて
次の作業工程にエアコンガスの補充が待ってるけど、
やったことがないし、どうやって補充したらいいかわからない
間違えて壊したら、どうしようと思うけど、
修理書見るのは面倒だなと思った方へ
整備士として20年以上勤めてる僕ができるだけ、わかりやすく解説します
- つまずくことなくガスを補充できる
- 知る限りどの車も同じ方法
エアコンガス補充に必要な工具と部品
- マニホールドゲージ
- バキュームポンプ
- アダプター
- ガス缶
機器の取り付け

マニホールドゲージには3本のホースがあり、低圧側に接続は青色、高圧側に接続は赤色、黄色は真空引き、補充用
1.マニホールドゲージの高圧と低圧のチャックを車両に接続する
2.黄色のホースをバキュームポンプに接続
3.接続後は高圧と低圧のバルブを全開にあけてください
真空引き

1.バキュームポンプの電源を入れて30分ほど稼働させて、低圧、高圧ともに真空状態にする
2.低圧、高圧のバルブを閉める
3.バキュームポンプを停止する
4.黄色のホースをバキュームポンプから外す
機密点検
1.最低限10分以上そのままの状態を保持
2.高圧、低圧ともにゲージが上がらないこと
規定量のガスを用意する
1.車のボンネットの裏側にステッカーで規定量記載
2.ステッカーを見て必要な量を用意する (1缶容量200ml)
エアコンガス缶のセット

1.エアコンガスの缶をアダプターを介して黄色のホースに繋げる
2.アダプターに付いてるチョウネジを時計回りに止まるまで回す(そうするとアダプターについてる針がエアコンガス缶に穴を開ける)
3.開いたらチョウネジを反時計回りに戻す事でエアコンガスが黄色のホース内に充填される
4.黄色のホース上部に付いてるサービスバルブを押してホース内に残ってる空気を排出する

高圧側にエアコンガスを補充

1.エンジンは停止状態でマニホールドゲージ高圧側のバルブを開ける高圧側、低圧側の配管内ともにガスが充填される
2.高圧側のマニホールドゲージのバルブを閉める
規定の量を補充する
1.エンジンを始動し、エアコンのスイッチをON、風量最大、温度設定MAX COLD,
2.アクセルペダルをつっかえ棒を使い、エンジン回転を1500rpm付近で維持
3.低圧バルブを開ける
4.エアコンガスが入りやすくするためにの缶を振る。
5.缶が空になったら低圧のバルブを閉め、空の缶を外す
6. エアコンガス缶のセットと同じ手順で規定量入れる

7.低圧のゲージ0.2MPa 高圧のゲージ1.5MPa付近にあれば完了!
8.温度計を吹き出し口に入れる
外気温によって違いはあるけど、一般的に7℃〜15℃くらいまであれば、範囲内と考えといてね
まとめ
手順 | 作業内容 | 詳細・ポイント |
---|---|---|
① 機器の接続 | マニホールドゲージを車両に接続 | 青:低圧側、赤:高圧側、黄:バキューム用 |
② 真空ポンプ接続 | 黄ホースをバキュームポンプに接続 | 準備ができたらバルブ(青・赤)を全開に |
③ 真空引き | バキュームポンプを30分稼働 | ゲージが真空(負圧)を示すまで引く |
④ 真空保持 | バルブ(青・赤)を閉じ、ポンプ停止 | 10分以上放置しゲージが上がらなければOK |
⑤ ガス量確認 | 車両のステッカーを確認 | ステッカーに規定充填量(g)が記載されている |
⑥ ガス缶準備 | アダプター経由で黄ホースに接続 | チョウネジを締めて穴を開け、緩めて充填開始 |
⑦ エア抜き | サービスバルブを押す | 黄ホース内の空気を排出 |
⑧ 高圧側補充 | エンジン停止状態で高圧バルブを開く | 配管にガスを満遍なく入れる。終わったら閉める |
⑨ エンジン始動 | エアコンON・風量MAX・COLD設定 | アクセルを1500rpmで固定 |
⑩ 低圧側補充 | 低圧バルブを開く | ガス缶を振って補充し、缶が空になったら交換 |
⑪ 完了確認 | ゲージ圧を確認 | 低圧:0.2MPa前後、高圧:1.5MPa前後が目安 |
⑫ 吹き出し温度確認 | 温度計で出口温度を確認 | 外気温にもよるが7〜15℃で正常範囲 |
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